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医師の求人

   

世の中には様々な求人サイトがありますが、医師の求人サイトはちょっと特種で、一般的な求人サイトと異なるようです。本記事「医師の求人」では実際の医師、そして、医師求人サイトの運営者の方医師の求人について尋ねてみました。医師の求人とはいかなるものなのでしょう。

医師の求人サイト

医師の求人サイトでは病院名が明かされないことが多い

実際に検索して医師の求人サイトを見てみるとわかりますが、大体の所在地や待遇は載っていても具体的な病院名が明かされていることはほとんどありません。

なぜ医師の求人サイトでは病院名が明かされないのか

医師の求人を扱うサイトは、ヘッドハンティング専用求人サイトで「大手○○企業」などとだけ表記されているのによく似ています。この度、医師の求人を専門とする求人サイトのマネージャーにお話を伺う機会を作り、医師の求人サイトで病院名が明かされない理由を尋ねてみました。

医師の求人サイトが特種なワケ1

医師を求める病院の負担を減らす

医師の求人を出したい病院側が、医師の採用人事における負担を避けるために、医師の求人を専門に扱う求人業者を通して医師の専門や医師の望む待遇を聴取した上で、医師を探している病院とマッチングを行うことが理にかなっている、というのが大きな理由として存在するそうです。特に、人気の高い都市病院などには医師の応募が殺到するそうで、求人業者をはさまないと、とても対応できない状況になってしまうとのこと。でも、これは一般企業でも同じことが言えそうですね。

医師の求人サイトが特種なワケ2

医師という職業の特種性

医師の求人サイトで病院名が明かされない第二の理由は、医師は患者と向き合う職業ゆえに、病院に所属しているとは言っても個人名をおおやけにして、医師個人の持つ裁量が大きい職種であることに起因するそうです。

病院のサイトには医師の名前が掲載されていることが多いですよね。一般企業では取締役以上でなければまず明かされない個人名が、担当医師として病院のサイト上に掲載されていることを皆さんも見たことがあると思います。つまり、医師個人が病院の人気やブランドを左右する要素が大きいのです。例えば、社長募集だとか役員募集だとか、個人名がおおやけになる職位を一般企業が社名を明かして求人サイトに掲載していたら、皆さんも「おいおい、この会社、大丈夫か?」と思ってしまうのではないでしょうか。

また、医師の場合は、命を扱うという職業柄、突然の欠員に対して迅速に対応する必要があることから、あらかじめ医師専門の求人業者に登録している医師とのマッチングにより、就業までの時間を短縮するという点も特徴だとのことです。

医師の求人サイトが特種なワケ3

医師資格保有の保証

医師の求人サイトで病院名が明かされない第三の理由としては、医師が国家資格であり、医師資格の保有について厳重な調査が必要であるからとのこと。医師資格を確かに持っているという保証を得る煩雑な作業を医師求人サイト業者が肩代わりしているというわけです。

医師の詳細な個人情報などを医師専門求人サイトに登録して医師求人を出している病院の手間を軽減しているわけですね。

医師の求人サイトが特種なワケ4

医師の専門分野の細分性

ひとくちに医師と言えども、多くの医師はとても細密な専門分野を持っています。例えば、外科医は外科医でも、消化器外科の医師と心臓外科の医師では、技能が全く異なります。

街のお医者さんのように一般外科や総合内科などと言われるような、何か困った時にまず訪れる医院や病院の医師もいらっしゃいますが、そうした医師を除くとほとんどの医師は、とても特化した専門分野を持っており、それ以外の分野については(語弊がありますが)医師でなくともネットで検索すれば見つけられるような知識しか持っていないということもあるようです。

こうした専門性の細分化があるので、医師専門の求人サイト側が医師に事前のヒアリングを行い、それによって医師と病院の求人上のミスマッチが起こらないようにしているとのことです。

医師の求人サイトが特種なワケ5

医師と医局

医師や病院を主人公にした医師関係のドラマなどをご覧になったことのある方も多いと思います。例えば白い巨塔。そうした医師のドラマで必ずと言っていいほど出てくるのが医局(簡単に言うと医師が出身大学で所属していた研究室)のしがらみです。

医師と医局のしがらみ

おおやけにはされませんが、比較的に大きな病院の場合は、医師の出身医局によって派閥が存在することが多く、また、若い医師は医局の指示によって勤務する病院が決められるケースが多くあるとのことです。実際に病院に勤めても、医局の派閥のせいでストレス抱えてしまう医師も多いとのこと。

医師の出身医局の系列病院

多くの医師出身医局の系列病院を把握していますが、系列の系列というような二次三次の病院までは把握できていなかったり、時間を経て医師の医局在籍当時とは変わっていることもあるとのこと。これもまた医師と病院のミスマッチを事前に防ぐ上で、病院の内部情報の蓄積がある医師専門の求人サイトが役立っている点、つまり医師求人サイトの存在理由になるそうです。

さて、以上、医師の求人サイトの特種性について、医師という職業の特種性を交えてみてきました。私たちが健康上の問題を抱えた時の最も身近な存在である医師の求人事情、いかがでしたでしょうか。

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