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シーラカンス毛利武士郎記念館

   

毛利武士郎もうりぶしろう)の記念館富山県黒部市シーラカンス毛利武士郎記念館についての記事です。

シーラカンス毛利武士郎(もうりぶしろう)記念館が富山県黒部市に開館

2015年3月21日、「沈黙の彫刻家」という異名を持つ彫刻家、故毛利武士郎もうりぶしろう)氏の記念館がオープンした。シーラカンス毛利武士郎記念館と名づけられているが、毛利武士郎美術館と呼ぶこともまた相応しい作品群が展示されている。なお、頭に付くシーラカンスとは、毛利武士郎の代表作といわれる彫刻の題名。

シーラカンス毛利武士郎(もうりぶしろう)記念館、開館後の最初の展示

展示室は2つに分かれている。第一室ではシーラカンス毛利武士郎記念館の開館を記念した遺作展「毛利武士郎の宇宙」が、第二室では、毛利武士郎と交流のあった作家による企画グループ展「こぶし記」展(2015年3月21日から5月10日まで)が開催されている。

毛利武士郎の作品は東京国立近代美術館をはじめ、主要美術館収蔵されているが、このシーラカンス毛利武士郎(もうりぶしろう)記念館(やはり美術館と呼びたくなる)ほどに、氏の作品をまとめて目にすることのできる場は、この第一室の他にはないのではないだろうか。初期の硬質石膏を使ったレリーフ作品から、晩年に導入・没頭した精密工作機械を使用した精密な金属彫刻、そして遺作まで、約50点が展示されている。手書きの図面が収まったままの状態で展示されている製図台に、創作過程を垣間見ることもできる貴重な場である。

元は毛利武士郎氏のアトリエであったシーラカンス毛利武士郎記念館

シーラカンス毛利武士郎記念館は、もともと毛利武士郎アトリエであった。92年に東京から黒部市に移住し、この地にアトリエを構えたのだ。2つの展示室のうち、第一室では主に手作業を、第二室では巨大な精密機械作業を使用した精密な創作が行われていたという。「いずれ若い人たちに使ってほしい」という毛利武士郎の遺志を受け、有志がアトリエを改装し、シーラカンス毛利武士郎記念館はできあがった。

毛利武士郎の軌跡

1943年に東京美術学校卒し、1943年応召。中国,沖縄に配属した。1946年復員後、1954年に彫刻作品「シーラカンス」で注目され、以降、国内外からの注目を浴びる彫刻家となった。1960年にカーネギー・インターナショナルへの出品後、次第に作品発表を控えるようになり、美術界から遠ざかったが、これは美術から遠ざかったわけではない。創作への情熱は変わらず制作に没頭、81歳で亡くなるまで生涯現役として創作活動を続けた。

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